こんにちは!インコとわんこのブリーダーをがんばっている飼育係のjolly(@jolly_parakeet)です!
インコたちに爪切りが必要な理由は?
インコの爪切りを何故しないといけないのかについてお話したいと思います。
自然界のインコたちは、常に爪が硬い木や石などに触れることにより自然に摩擦され程よい長さになります。しかし、ペットとして飼われているインコは硬いものに触れる機会がないため、爪がどんどん伸びてしまいます。
爪が伸びることによるリスク
- 長い爪になると中を通る血管も伸びてきてしまう。
- 伸びすぎた爪が引っかかり爪が折れたり、剥がれたりする。
- 血管が伸びているため爪が折れた時に大出血を起こす可能性がある。
- 血管を傷つけることにより、細菌が傷口から侵入し感染症をおこす。
- 伸びた爪に糞などが付着しやすい
- 伸びた爪で人の皮膚を傷つけ、人が細菌感染してしまう可能性がある。
わかってはいるけれど、インコの爪切りって難しいですよね(・・;)
しかも動かれると余計に切りにくくて危ないですし、爪切りを嫌がるインコでは爪切りをした人の手には乗らないようになったりと最悪な自体になりかねません。
専門のショップや病院などで有料で爪切りをしてもらう方も多いと思いますが、自分で爪切りが安全にでき、しかも嫌われない方法をご紹介したいと思います。
インコに嫌われない爪切りの仕方
用意するもの
- 保護タオル
- ニッパー
- 止血剤(なければ線香やマッチ)
方法
1.インコが誰から爪を切られるのかわからないようにタオルで顔を隠すようにくるむ。
マイクロファイバーのタオルを使うとインコの爪が引っかかりにくいですよ!
2,爪の中に血管が通っているので、血管が通っていない伸びた部分だけを切る。
我が家で使用しているニッパー
先端が細くなっているタイプを使用しています。
出血してしまった場合の処置の仕方
血管を切ってしまった場合は、専用の止血剤を使うか応急処置として線香、もしくはマッチを使用する方法もあります。
え~?!線香の火を?!って手荒な方法だと思いますが、止血と消毒の両方がいっぺんにできてしまうお手軽な処置です。
線香に火をつけ、出血している部分に一瞬当てるだけです。
マッチは一度火をつけ、消したあとの先端を押し当てます。
火の当てすぎには注意してくださいね。
以上で、自宅で爪切りを行う方法についてご紹介しましたが、爪切りに対してすごく恐怖心があるインコや、動きが激しくて危ない場合、爪が黒くて血管の位置がわかりにくいなどはやはり専門の方に切ってもらうことをおすすめします。
コメント