【インコが食べても良い果物と危険な果物】注意点をまとめてみた

こう言った悩みに答える記事を書きたいと思います。

インコが食べて良い果物・危険な果物

インコは果物が大好きです。

飼い主が果物を食べていたらインコが欲しがり、つい、あげたくなってしまう。
そんな飼い主さんも多いのではないでしょうか？

実は果物には、インコが食べても良い果物と危険な果物があります。

万一インコがインコにとって危険な果物を食べてしまうと、中毒を引き起こす危険性があります。

インコが食べても良い果物

特にリンゴやみかんは手軽にスーパーで手に入るので、インコに与える方が多いですね。

しかし、後にも詳しく紹介しますが、リンゴはバラ科の果物ですので注意が必要です。
種の部分は中毒性があるので、必ず取り除いてあげましょう。

インコが食べると危険な果物

ここからはインコにとって危険な果物を紹介します。
一つ一つ詳しく見ていきましょう。

アボカド

アボカドには、ペルシンという殺菌作用のある毒素が含まれています。

このペルシンは人間には無害ですが、鳥類には猛毒です。

アボカドをインコが誤って口にしてしまうと、肝臓障害、呼吸困難、痙攣などの症状を引き起こし、急性死亡を招く恐れがあります。

バラ科の果物

リンゴなどのバラ科の果物には、種の部分にシアン化合物（青酸化合物）が含まれています。

インコが摂取すると中毒を引き起こすことがあります。
実の部分は食べても問題ありませんが、種の部分は必ず取り除き、与えないようにしましょう。

バラ科の果物は、下記の果物が該当します。

また、イチゴは実の表面部分の粒々が種子です。

細かく小さいので取り除くことが大変で、飼い主の中にはそのまま与えているケースが多く見られますが、できれば避けた方が良いでしょう。

梨

洋梨は大丈夫ですが、日本の梨は避けましょう。

梨には「石細胞（せきさいぼう）」という成分が多く含まれています。

この石細胞は消化器官に影響を及ぼします。
インコが食べると消化不良をおこし、お腹を壊す原因になります。

レモン、グレープフルーツ

レモン、グレープフルーツは研究者によって賛否両論があり、飼育本などでも意見が分かれます。

安全面を考慮して、できれば避けることが望ましいでしょう。

インコに果物を与える際に注意すること

果物はインコにとって水分や糖分が多い食べ物なので、過剰摂取は「肥満」や「下痢」などの原因に。

とは言え、人間も美味しいお菓子やデザートを一切食べるなと言われたら辛いですよね。

インコに果物を与えることは、インコに食べる楽しみを与え、ストレス解消にもつながります。

果物を与える頻度

果物を与える頻度は週１回を目安にしましょう。

元々、野生のインコは果物をほとんど食べません。
そのため、果物は必ずしもインコにとって必要な食べ物ではありません。

インコの肥満は様々な病気の原因となります。
特にペットとしても人気のセキセイインコは肥満になりやすい鳥種です。

インコの健康管理のためにも、おやつやご褒美にたまに与える程度にしましょう。

一回に与える量

果物は水分と糖分が多いので、一回に与える量はごく少量にしましょう。
一回に与える量は、小指の先程度の大きさで十分です。

果物をしっかり洗う

インコに果物を与える前に、きれいな水でしっかり洗いましょう。

特に皮の部分には農薬がたくさん付いていますので、しっかり洗い、または皮はむいて与えましょう。

まとめ

インコが果物を食べる様子は、とっても可愛いですよね。
しかし、与える果物によってはインコを危険な目に合わせてしまうことに繋がります。

正しい知識で、インコと美味しい果物を楽しみましょう。