【ウロコインコ】オスとメスの違いと特徴-ウロコインコブリーダーが解説

ウロコインコをこれから飼おうと思っている方から、よくこんな質問があります。

そこで、多数のウロコインコと暮らす私が、毎日のふれあいの中で気づいたオスとメスの違いや特徴について書いてみました。

ウロコインコオスとメスの違い

ウロコインコは見た目で性別の違いがわかる？

オスとメスの見た目の違いはありません。

カラーや鼻の色などの違いもありません。

ではどうやって性別を見分けるかというと、専門家にお願いして鑑定してもらってます。

あとは一か八か試しにペアにしてみて卵を産めばメスということになります。

（当たり前の話^^;）

中には、見た目や骨格の違いで判断できる！という方もいると聞きますが、確実性を求めるなら専門家へ鑑定をお願いするのが一番です。

ウロコインコのオスとメス、性格に違いはある？

オスとメスの性格の違いは、大きく分けて発情に関係してきます。

インコの発情は、オスの求愛行動によりメスが発情します。

発情期中のオスは性格の変化はありません。逆にメスは攻撃性が出てきます。

その後、抱卵期になるとオスがメスを守るために、オスの攻撃性が見られるようになります。メスも攻撃性が出てきます。

というように、すごくおとなしかったウロコインコが急に攻撃的になるなんてこともあります。

それは、ウロコインコも動物だから当たり前のことです。

しかも賢い鳥ですので嫌なことをされると噛むし、機嫌が悪いときもあれば、ごきげんな時もあります。

人間にだってそれぞれ性格があって感情もあります。鳥も同じです。

ましてや一日中ケージに入れられて、放鳥も水浴びもしてもらえず毎日同じご飯を食べてただ飼われているだけ、なんてことになると発情期でなくても攻撃したくなりますよね。

コロナで外出が自粛になった数ヶ月だけでも、私も気が狂いそうでしたから…
（私は旅行や温泉が大好きなので）

オスの方がおしゃべり上手なのでは？

ウロコインコはとても好奇心旺盛で賢く、それに陽気な性格です。

おしゃべりもするし、特訓すれば芸も覚えます。

おしゃべりや芸に関しては、オスもメスも同程度です。

長いおしゃべりはできませんが「おはよう」や「○○ちゃん」などの単語は話せるようになります。

我が家にも自分の名前をずっとしゃべるメスがいます。

そのお喋りを聞いている別の子が、その子の名前を覚えて喋りだしたり、「はーい」の練習をしていたらそれを見ていた別の子が「はーい」を覚えたり（；^ω^）

芸を覚える子もいます。

インスタグラムでよく見かける”ニギコロ”もウロコ芸です。

（我が家のムーンチークの“ララ”女の子♪）

“ニギコロ”はすべてのウロコインコができるわけではありません。

やはりお腹を見せることを嫌がるウロコインコもいます。

嫌がるというよりも、怖いと感じてしまう方が強いです。

ニギコロも練習をすればできるようになるし、練習をしなくてもコロコロ転がったり、仰向けで寝る子もいます。

とても賢いインコです！

私から見たウロコインコのオスとメスの特徴

オスの特徴

好奇心旺盛なところがあります。

そのため何でも噛んで確認します。甘噛がある子もいます。

この甘噛が男の子の場合、女の子に比べると強い感じがあります。また、呼び鳴きや威嚇の声もオスのほうが大きいです。

メスの特徴

メスはオスに比べると静かな感じがします。（とくに1羽飼いの場合）

ただし、メスは発情すると攻撃性がでる子もいます。

我が家のブルーパイナップルの“ロロ”女の子♪

オスとメス共通の特徴

好奇心が多いため、いろいろな物を噛んで確かめようとします。

おもちゃはすぐに壊してしまうので、常に新しいものを用意しておかないといけません(*_*)

噛むことが大好きなウロコインコ、我が家ではハムスター用のかじり木を入れてあります。

まとめ

ウロコインコは見た目での性別判断はできません。

性格も飼って見ないとわからないことが多く、個体差があるインコです。

おしゃべり上手な子やおとなしい性格の子など希望はあると思いますが、セキセイインコのように性別での違いはありません。

一般の方が飼うのであれば、性別にこだわることはあまり考えずにその子との相性を大事にしたほうが良いです。

ペットショップなどで購入する場合は、実際に触れてみてください。

そしてそのウロコインコの行動や仕草などを観察してみてください。

おしゃべりや一芸は飼ってからでも覚えるので、まずはその子とのフィーリングを確かめてみてください(^^)

それでは楽しいウロコライフをEnjoyしてくださいね(^^)