こんにちは!インコとわんこのブリーダーをがんばっている飼育係のjolly(@jolly_parakeet)です!
セキセイインコはインコの中でも最もポピュラーで飼いやすい、ペットショップに行くと必ずいて、お値段もお手頃で人気があるインコです。
てらさんともすさんもペットショップで運命的に出会いました(*´∀`*)
分類
オウム目インコ科セキセイインコ属
原産地
オーストラリアの内陸部で乾燥地帯の原野に生息しています。
天敵から身を守るため何十羽〜何百羽の群れで行動し生活しています。
野生のセキセイインコたちは菜餌や水飲みも命がけで行っていて、昼間の日差しが強い時間はあまり行動せず採餌や水飲みは朝や夕方に行うことが多いです。
セキセイインコ「背黄青鸚哥」名前の由来
和名は日本に最初にきたセキセイインコの背が黄色と青だったことに由来しています。
英名の budgerigar(バッジャリガー)はアボリジニの呼称に由来し、「黄色い頭」「小さな頭」の意味です。
カラフルなセキセイインコ
野生種がペットとして飼われはじめた時は黄色い頭に緑色の羽毛でしたが、
それから改良に改良が進み、現在のカラフルなカラーが誕生しました。
色・模様等のバリエーションは5000品種以上もあります。
今でも品種やカラーの改良がおこなわれています。
自分好みのカラーの個体を探すのもいいですね!
ちなみにてらさんは「ホワイトハルクイン」で、もすさんは「ブルーオパーリン」です。
性別
オスとメスは同じ体色なので見た目での区別がつけにくいです。
くちばしの付け根の部分に蝋膜(ろうまく)があり、ノーマルでは成長になるとオスは青色、メスは褐色になり穴の周囲が白くなるので区別ができるようになります。
ハルクインやルチノーなど改良された品種は、オスでも青色の色素が欠乏しているので蝋膜が青色にならずピンク色の場合があるため、蝋膜の色だけで性別を見分けるのは難しい場合があります。
くちばしの大きさや、骨格等によっても見分け方があるので専門家に判断してもらうという方法もあります。
体
成鳥の体長は18〜23cmほどでスズメより少し大きいくらいです。
小型のインコですが体は丈夫で暑さには強いですが、寒さには保温などの対策が必要です。
適温は20-30度で十分ですが、体温調節ができないためヒナの時は30度に保つ必要があります。
繁殖
セキセイインコはほぼ1年中繁殖します。
自然界では樹洞を巣として利用しますが、ペットとして飼われているセキセイインコは新聞紙や布などで巣を作ろうとします。
発情期のメスは気性が荒くなる傾向が強いです。そのため、普段は咬まない子が急に噛み付いたりなどの行動が見られます。
セキセイインコはとても愛情深く、ときには人に発情し卵を産む場合があります。
必要のない発情は体に負担がかかり卵づまりなどの病気になったりすることもあるので、
無意味な発情をしないよう環境を整えてあげることも飼い主さんの大切な役目です。
おしゃべり
セキセイインコはおしゃべりが得意なのが魅力ですよね!
中には100種類以上の単語をしゃべる個体が記録されているくらいです。
時には長文もしゃべれる個体もいます。
メスよりオスの方がおしゃべりが得意とされていますが、個体によって差があるようで
数ヶ月でおしゃべりを始める子もいれば何年も経って急にしゃべりだす子もいるようです。
言葉を覚えるのではなく、飼い主さんの言葉を真似ていると言われています。
生後4ヶ月ぐらいから覚えさせるのが良いとされていますが、手乗りかつ単独飼いでないと覚えにくいと言われています。
言葉を覚えさせるには、たっぷりの愛情と根気がいります。
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