インコにバードテントは必要か？設置する時の注意点もご紹介！

こういった悩みに答える記事を書きたいと思います。

インコがバードテントの中で眠っている写真をよくみますが、可愛いですよね。

バードテントの中が定位置になっている子やバードテントに登って遊んでいる子など様々です。

この記事ではバードテントは必要か、バードテントを設置する際に注意点などをご紹介いたします。

インコにバードテントは必要？

必ずしも必要ではありません。

バードテントを好む、好まないは、インコの種類による習性も関係しているからです。

もともと、ほとんどの野生インコは熟睡せず、止まり木に立って寝たり、羽に顔をうずめて寝ます。

理由は襲われた時にいつでも飛べるようにするためです。

バードテントを好む種類

バードテントを好むといわれているインコはウロコインコ。

野生のウロコインコは木の穴に入って寝ます。
覆われた環境で寝る習性があるため、バードテントに喜んで入る子が多いです。

バードテントを好まない種類

バードテントを好まないといわれているインコはセキセイインコ。

野生のセキセイインコは木の枝に捕まって立ったまま寝ます。
ペットのインコは襲われる心配はないですが、本能が残っているためバードテントを好まない子が多いです。

しかし、最終的には飼っているインコの好みによります。

ウロコインコだからといって絶対にバードテントに入るとは限りませんし、セキセイインコだからといって絶対にバードテントに入らないということはないです。

バードテントを設置する際の注意点4つ

爪が長いとバードテントに引っかかる

バードテントの生地や糸に爪が引っかかってしまう可能性があります。

フリース生地やマイクロファイバー生地のバードテントだと爪が引っかかりにくくなります。

フリース生地やマイクロファイバー生地を使用していても絶対に引っかからない訳ではありません。

バードテントを使用する前に爪の長さをチェックするなど引っかかるリスクを減らしてあげてください。

発情を誘発することがある

インコの種類や個々にもよりますが、バードテントに発情してしまうことがあります。

バードテントにスリスリしたり、吐き戻すなど様子がいつもと違う場合はバードテントを外してあげましょう。

バードテントをこまめに洗濯をする

インコが毎日使うものなので、汚れています。
私たち人間のベットと同じです。

洗濯をしないとダニが発生し、そのダニによる皮膚の病気もありますのでこまめに洗濯をしましょう。

また、バードテントにフンをしている可能性も。
バードテントを設置する場合はこまめにチェックしてあげてくださいね。

バードテントでケージの中が狭くならないようにする

ケージ内が狭く、身動きが取れなくなるようでしたらバードテントの設置はやめましょう。

野生のインコに比べると、どうしてもペットとして飼われているインコは運動不足になりがちです。

運動不足により肥満や様々な病気になるリスクも高くなります。

バードテントを設置しても、ケージの中をインコが動き回れるかが重要です。

バードテントの作り方

お店で買うのもいいけど、せっかくなら手作りしたいという方のために作りかたをご紹介いたします。

まとめ

バードテントで寝ていたり、遊んでいるインコを見るととても可愛いです。
せっかく設置するならインコに入ってもらいたいと思いますよね。

しかし、バードテントはインコにとって必ず必要なものではありません。

バードテントを好む、好まないは個体によります。
くれぐれも無理に設置することはせず、飼っているインコの好みを優先させてくださいね。