インコにヒーターは必要?ヒーターが活躍する4つのシーン 

相談者

インコにヒーターは必要?
インコに寒い思いをさせないようにヒーターについて知りたいな。

インコを飼うのにヒーターは必要です。

冬場であっても「うちのインコはヒーターなしで大丈夫」という飼い主さんもいらっしゃいます。

寒さに強いインコであればもちろん問題ありません。

ですがヒーターが必要なシーンは寒い季節以外にもあるんです。

インコが急に体調をくずしたとき、ヒナや老鳥のお世話をするとき。

いざというときにヒーターが手元にない!ヒーターの使い方が分からない!と慌てないよう、インコにヒーターが必要な理由や使い方をご紹介します。

記事を書いている私

私はウロコインコを中心としたブリーディングをしてます。

この記事は専門書からの情報と私の経験から書いてます。
資格は「愛玩動物飼養管理士」を持ってます。

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たっぷできるもくじ

インコにヒーターが必要なシーン4つ

インコにヒーターが必要なシーンは主に4つあります。

インコにとって気温が低くなる冬

インコにヒーターは必要?ヒーターが活躍する4つのシーン

冬を中心とした季節はインコにとっても寒くて苦手な季節です。

健康な成鳥にヒーターが必要かはインコによります

健康な成鳥が冬を過ごすのにヒーターがいるかは、飼い主さんの考え方とインコの種類、体質によります。

例えばオーストラリア原産のセキセイインコやオカメインコは比較的寒さに強い種類です。

家の中で人が過ごせる室温ならヒーターを使わなくても大丈夫。

それでも日本の四季の変化や、春秋の一日の寒暖差、明け方の急な冷え込みには注意が必要です。

インコが羽根を膨らませるのは「寒い」のサイン。

寒そうにしていたら保温をしてあげましょう。

換羽(羽根の生え変わり)の時期は、健康なインコでも体温調節をしにくくなり体調を崩しやすくなります。
いつも以上に保温に注意しましょう。

ただ、インコ本来の生命力を引き出しインコの寒さへの適応力をのばすという考え方もあります。

その場合は、インコの生態への深い知識と注意深い見守りが必要です。

インコにヒーターを使うときの注意点

過保護になってインコを保温しすぎることはやめましょう。

気温が下がっても、インコが寒そうにしていなかったらヒーターの出番はありません。

理由は二つあります。

  • 少しの寒さでも保温をしていると、インコは寒さに適応できずにますます寒さに弱くなる。
  • インコにとって暖かい温度が続くと発情しやすくなる。

夏の暑さや冬の寒さを感じ取れる温度に設定してくださいね。

インコがヒナの場合

インコにヒーターは必要?ヒーターが活躍する4つのシーン

インコがヒナの場合、成鳥のインコよりも高い保温が必要です。

一般には28~30度に保温します。

寒さで羽毛を膨らませていないか、暑くて口をあけていないかこまめな確認を。

インコのヒナをお迎えする場合は、ペットショップやブリーダーさんがヒナを育ててきた温度と同じ環境を用意してあげてください。

湿度もそれまでと同じ保湿環境にしましょう。

湿度が低いようなら加湿器を付けたほうが安心です。

生まれて初めての冬は特に注意深く見守ってあげてください。

インコが病気の場合

インコにヒーターは必要?ヒーターが活躍する4つのシーン

インコが体調をくずして病気が疑われるとき、病院に行くまでのあいだに飼い主さんができる応急処置は「保温をしてインコを暖める」ことです。

体が冷えると内臓の働きが悪くなり病状の悪化につながります。

高代謝高体温のインコには命取りになりかねません。

病気のインコの保温の目安は29~32度。診察後は医師からの指示にしたがいましょう。

また乾燥していると呼吸器系に負担がかかるのでケージの近くで加湿器をつけることをおすすめします。

湿度は50~60%が理想です。

インコを保温して静かに休ませましょう。

ペンさん

湿度50〜60%は人にとっても風邪をひきにくい快適な湿度ばい。

記事を書いている私

インコはいつ体調を崩すか分かりません。

いざというときに備えて事前にヒーターを準備しておくことが大切です。

インコが老鳥の場合

年を取ったインコは寒さに弱くなります。

若いころには平気だった温度でも年を取ると体調をくずしてしまうことも。

飼い主さんは冬だけでなく、春秋の冷え込み、夏はクーラーの冷風など一年中保温に気を配る必要があります。

冬の寒さや昼夜の寒暖差だけでなく窓やドアを開けたときのすきま風ですら、高齢のインコの体にはよくありません。

さらに年を取ったインコは温度を感知する力も衰えます。

インコ自身が寒さに気付いたときにはすでに体が冷えていたなんてことも。

老いの影響はインコそれぞれ。

一番近くにいる飼い主さんがインコを寒さから守って暖めてあげてくださいね。

インコを保温するためにヒーター以外で必要なもの

インコにヒーターは必要?ヒーターが活躍する4つのシーン

インコのケージにヒーターを設置するときに、ヒーターのほかに必要なものがあります。

  • 温湿度計
  • サーモスタット
  • 保温カバー
  • 場合によっては加湿器

温湿度計

インコのケージ内の温湿度が分かるように取り付けます。

デジタル製の温湿度計を使う場合は、防水機能があるものを選びましょう。

記事を書いている私

ケージの場所によっては温度が低いところもあります。

ヒーターから離れた場所に設置するのがおすすめです。

サーモスタット

インコのケージ内を一定の温度にしてくれる優れもの。

日中はもちろん飼い主さんの目が届かない外出中や就寝中の強い味方です。

パネルヒーターには自動温度調節機能がついているものもあります。

記事を書いている私

初期不良や故障がないか必ず動作確認してから使いましょう。

保温カバー

ヒーターの暖房効率を上げるだけでなく、部屋との寒暖差や隙間風からケージを守ってくれます。

アクリル製の保温ケースなら紫外線を通すため、そのまま日光浴することも。

密閉してしまうと酸欠になってしまうので、必ず換気のための隙間や空気穴を作っておきましょう。

ビニール製のカバーはお手軽です。

ただし、最初はビニール特有のにおいがあるのでよく干してから使いましょう。

ケージにヒーターを外付けする場合は、保温カバーとヒーターが接触しないように飼い主さんが工夫することが必要です。

記事を書いている私

インコをプラケースに入れているときなら、水槽も保温ケース代わりになりますよ。

加湿器

特に病気の鳥、ヒナや老鳥を保温するときには保湿も必要です。

ケージの近くで加湿器をつけましょう。

保温カバーの内側に余裕があれば、水の入ったコップや紙の加湿器を置く方法もあります。

インコを暖めるヒーターの種類と使い方

インコにヒーターは必要?ヒーターが活躍する4つのシーン

インコを暖めるヒーターの種類と使い方、注意点を説明します。

ヒーターで空気を暖めることが大切な理由

インコの体の中には空気をいれる「気嚢(きのう)」がたくさんあり、気嚢の空気を出し入れすることで体温調節をしています。

インコの保温で空気を暖めることが大切なのは、温かい空気が気嚢に入ればインコの体が温まるからなんです。

インコのヒーター【保温電球】

電球型の保温ヒーターはすでに使っていらっしゃる飼い主さんも多いのでは?

電球タイプのメリットとデメリットはこちら。

保温電球のメリット

  1. 保温能力が高い
  2. 熱を放射して空気そのものを暖めてくれるのでインコの保温にぴったり。
  3. インコのケージの大きさや設置方法にあわせてW数を選べて便利。

なんといっても保温能力が高く空気そのものを暖めてくれる点がインコの保温に使いやすい大きなメリットですね。

保温電球はスイッチを入れてから温度が高くなるまでの時間も短くてすみます。

保温電球タイプのデメリット

  • 保温電球のカバーが長時間の利用で熱くなる。
  • 電球が切れることがある。
  • 水がかかると電球が割れる可能性がある。
  • フンやほこりなどの汚れが付くと割れる可能性がある。
  • コードをインコがいたずらして感電や火事の原因となるおそれがある。
  • 掃除に手間がかかる。

一番のデメリットは、インコが保温電球に触れて火傷してしまうことです。

長時間使用した場合、保温電球のカバーも熱くなります。

実際に保温電球の上に乗り足裏を低温火傷してしまう事故も起きています。

設置場所は慎重に選びましょう。

保温電球はインコのケージに外付けが安全

保温電球をケージの内側と外側どちらにつけるか悩みどころですが、インコの安全を優先するなら外付けです。

内側につけたほうがケージ内の保温は効率的。

ですが、インコが火傷する危険性、水などがかかって電球が割れる可能性やインコがコードをいたずらして火事の原因となってしまう可能性があります。

外側に着けた場合、暖房効率はやや落ちますがインコの安全をより確保できます

ただし、ケージにビニールの保温カバーや毛布などをかけている場合は、保温電球とカバーが触れないような工夫が必要です。

インコのヒーター【パネルヒーター】

インコにヒーターは必要?ヒーターが活躍する4つのシーン

パネルヒーターのメリットデメリット、設置する際の注意点を説明します。

パネルヒーターのメリット

  • 火傷の心配が少ない。
  • 保温電球のように電球が割れたり破裂したりしない。
  • 掃除が簡単。
  • 薄型のためケージ周りの場所をとらない。

なんといっても安全です。

その分保温性は高くありませんが、インコがパネルヒーターに近寄って暖をとる仕様のため、インコ自身で温度調節ができるのが魅力的。

パネルヒーターのデメリット

  • 保温電球に比べると保温能力が低い。
  • 単体では空気が温まらないので、ほかの暖房器具との組み合わせが必要な場合がある。

保温能力は保温電球に比べると物足りなく感じます。

パネルヒーター単体だと空気そのものは暖かくなりません。

真冬など部屋の温度によってはパネルヒーターと保温電球、パネルヒーターをエアコンなど合わせて使うことが必要になってくることも。

まとめ

インコを飼うにはヒーターが必要です。

冬などの寒い季節以外にも、ヒナや急病時の対応、老鳥のお世話でヒーターはなくてはなりません。

ヒーターの種類には保温電球タイプとパネルタイプがあり、それぞれメリットデメリットがあります。

インコの種類やケージの大きさに合ったヒーターを設置して、過保護にならない程度にインコを寒さから守りましょう。

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