インコだけのお留守番はどのくらいまで大丈夫?
インコだけでも大丈夫なお留守番の方法や注意点を知りたいな。
インコだけでお留守番できるのは一泊二日までと考えてください。
出張、冠婚葬祭、帰省や旅行などインコも連れて行ければいいですが、実際にインコ連れでの移動や外泊は難しいのが現実。
お留守番に備えてインコの餌や水をたっぷり準備をして、昼間は電気をつけて部屋を明るくしておくなど生活環境を整える必要があります。
ですが環境を整えても、インコだけのお留守番は寂しさなどインコのストレスも心配ですよね。
ここではインコにお留守番をさせる場合の準備や注意点、インコに寂しさを感じさせないポイントをご紹介します。
私はウロコインコを中心としたブリーディングをしてます。
この記事は専門書からの情報と私の経験から書いてます。
資格は「愛玩動物飼養管理士」を持ってます。
Twitter(@jolly_parakeet)やInstagram(jolly.paradise)で情報発信してます。良かったらフォローお願いします♪
インコだけのお留守番は一泊二日までにしましょう
インコだけのお留守番は、エサや水の衛生状態やインコの安全を考えて一泊二日までにしましょう。
インコのお留守番の方法や注意点、寂しさやストレスを感じさせない工夫を説明します。
インコに泊まりのお留守番をさせるためのポイント8つ
インコにお留守番をさせるための準備をご紹介します。
1.インコだけで外泊のお留守番ができるのは健康な成鳥だけ
まず、インコだけで外泊のお留守番ができるのは健康な成鳥だけです。
幼鳥や老鳥は体調を崩しやすく、万が一の時に対応できないため飼い主さんの外泊でのお留守番は難しいでしょう。
インコのお世話をお願いできる人がいない場合はペットシッター、ペットホテルの利用がおすすめです。
2.放鳥はしない
お留守番の間はなにかあっても飼い主さんはすぐに手助けすることができません。
インコの安全のためにお留守番のときは必ずケージに入れてください。
3.エサ入れは2か所に設置する
インコの餌は2か所に分けて設置しましょう。
お留守番の間にひっくり返して食べられなくなったときの予備として離れた場所に二つ程度設置してください。
エサの量も2、3日分をたっぷり入れておきます。
エサ入れをひっくり返しても落ちているエサを食べられるようにケージのフン切り網をはずしておくと安心です。
小松菜などの青菜や粟穂を差し入れても大丈夫ですよ。
一泊程度のお留守番なら葉物野菜も腐りません。
4.水は2か所程度設置する
インコの水は、こぼしても大丈夫なように二か所ほど必要です。
いつもの水入れが汚れてもきれいな水が飲めるように高い場所にもう一つを設置すると安心です。
エサ入れや水入れなどお留守番用に新しく用意したものは、インコに慣れさせておくことが大切です。
5.インコのいる部屋は真っ暗にしない
雨戸など戸締りをきちんとすると部屋の中は日中でも真っ暗になってしまうことがあります。
インコによっては、真っ暗な環境でパニックを起こすことも。
日中はタイマーで照明が点くように設定したり、スマホでの遠隔操作ができる照明にしたり対策しましょう。
飼い主さんがいるときと同じような明るさのサイクルが大切です。
逆に窓から日光が入るお部屋の場合は、インコに直射日光が当たらない場所にケージを置きましょう。
6.ケージにカバーをかけない
ケージにカバーはかけないでください。
真っ暗な中でパニックを起こすインコもいます。
日中の明るさを感じられる環境にしましょう。
7.お留守番が夏や冬であれば温度調節が必要
夏や冬のお留守番では暑さと寒さからインコを守る必要があります。
夏のお留守番はクーラーなど冷房を入れて暑すぎないように調節します。
ただし冷風が直接インコに当たるとインコの体が冷えてしまうため、冷風が直接当たらないよう注意してください。
冬のお留守番は、朝晩の冷え込みに注意が必要です。
ペットヒーターなどでインコを寒さから守りましょう。
ヒーターが原因で火事を起こさないように、ヒーターの周りにカバーなど可燃物を置かないこととインコがコードをいたずらできない配置が大切です。
冷房暖房器具はお留守番の前に必ず試運転を行い正常に作動するか確認してください。
春先や晩秋にも油断は禁物ばい。
サーモスタットで温度調節できるようにしておくと安心です。
8.ケージのレイアウトを急に変えない
お留守番中の退屈しのぎにと新しいおもちゃや多めのおもちゃを差し入れることもおすすめできません。
慣れないケージのレイアウトはインコが事故を起こす可能性があります。
インコのお留守番での寂しさを紛らわせるポイント2つ
インコのお留守番での寂しさを紛らわせるポイントを2つご紹介します。
1.テレビやラジオを付ける
飼い主さんがいなくてもインコが寂しくならないように、テレビやラジオをタイマーで点けたり消したりする方法もあります。
飼い主さんのテレビやラジオにタイマー機能がついていないときは、スマートリモコンが便利。
スマートリモコンはスマホで家電を遠隔操作できる優れものです。
赤外線式のリモコンを使っている家電であれば、テレビ以外の照明やエアコンなどの家電を遠隔操作できます。
たまがったばい。
便利な世の中になったとよ。
2.ペットカメラを設置する
お留守番をしているときのペットの様子を確認できるペットカメラ。
最近ではフルHD画質の品質や夜間でも撮影できるナイトモード搭載など、ペットを飼っている人にはたまらない機能が充実しています。
呼びかけ機能があるペットカメラを選べば、外泊先からインコとコミュニケーションも取ることもできるんです。
ペットカメラを設置するときも、あらかじめインコを慣らしておきましょう。
お留守番当日の設置だとインコによっては黒いカメラ部分を怖がるかもしれません。
インコに二泊以上のお留守番をさせる場合は人の手を借りましょう
インコに二泊以上のお留守番をさせる場合、水やエサなどの衛生状態、インコの急病などを考えてインコだけのお留守番は避けて人の手を借りましょう。
飼い主さんの周りにインコのお世話をお願いできるような方がいない場合、ペットシッターやペットホテルの利用がおすすめです。
ペットシッターやペットホテルを利用する際にはよく利用規約を読んで、飼い主さんが安心してインコを任せられるかどうか確認してください。
ペットホテルに泊まるときは、インコが猫やフェレットと同室にならないかも見ておくといいでしょう。
お盆や年末年始などはどのペットシッターやペットホテルも混みあいます。
早めに予約を取りましょう。
インコのお留守番が日中だけの場合
飼い主さんや家族が学校や仕事などで日中はインコにお留守番をさせている場合、朝晩にインコのお世話ができていればそれほど心配ありません。
飼い主さんが日中不在の分、朝晩にコミュニケーションをとりましょう。
まとめ
インコだけでお留守番させる場合は、一泊二日が限度です。
飼い主さんが出かける際には、インコのお留守番の準備にやり残しはないか余裕をもって確認しましょう。
エサや水のほかに、照明や温度、テレビやラジオの設定は大丈夫でしょうか。
二泊以上のお留守番は知人に預ける、ペットシッターを依頼する、ペットホテルに預けるなど人の手を借りてください。
帰宅した後は、インコをたくさん褒めてコミュニケーションをとってくださいね。
コメント